横浜市の保育園、定員割れが多いって本当?




こんにちは、うさぎです。

横浜市は保活が厳しいイメージでいたのですが、この記事を見て驚きました。

もともとは保育園の待機児童数に関する記事なのですが、

定員に満たない保育所も目立つ。認可保育所と幼保連携型認定こども園計794園のうち319園が定員割れだ。

という一節がとても気になってしまい、平成30年4月1日現在の横浜市認可保育園の空き状況について調べてみました。

元データは横浜市のヨコハマはぴねすぽっとを利用しました(港北区、泉区は最新データが掲載されていなかったので、各区のホームページに記載されていたデータを使用しています。)

全体的な空き状況について

まず、新聞記事では認可保育所と幼保連携型認定こども園計794園のうち、、、となっていますが、はぴねすぽっとのデータは認可保育所+小規模保育事業+家庭的保育事業+事業所内保育事業で作られていたので、私のデータの方が元の件数自体が大分多くなっています。
また、私の集計では幼保連携型認定こども園が含まれていません。

まず定員割れ率について調べてみました。

保育所総数1,019ヵ所中、定員割れの施設は663ヵ所、全体の65.1%となっています。

多くの保育所では(特に新設園)では4,5歳クラスは空いていることも多いです。

待機児童問題の中心となっているのは乳児クラス(0~2歳)なので、乳児に空きがある園を乳児定員割れ保育所としたところ、該当施設は333ヵ所、全体の32.7%となりました。

データからいうと

保活厳しめ→磯子区、港南区、港北区、瀬谷区、鶴見区、南区
保活緩め →栄区、金沢区、戸塚区、神奈川区、泉区、都筑区

といったところでしょうか。

年齢別空き状況は?

次に年齢別の空き状況です。

0歳クラス→417人、1歳クラス→125人、2歳クラス→203人、3歳クラス→490人、4歳クラス→912人、5歳クラス→1,057人受け入れ可能となっています。

この数字を見ると、なんだ、結構空きあるじゃん!といった感じですが、横浜市って東京23区の2/3くらいある大きな自治体なんです。

乳児クラスだと圧倒的に0歳入園が有利ですね。また、4,5歳はかなり枠が空いているので、近所のどこかしらの園には入れそうな状況です。

ただ、このくらいになると、お友達関係等も出てくるので、別の意味で転園等が難しくなりそうですね。

もう一つ注目すべきなのが、小規模保育施設卒園児が多い3歳クラスです。

こちらは一気に入園しやすくなる区と、鶴見区、港北区、中区等引き続き厳しい状況の区の差が顕著です。

1歳で空きのある園はどのような園か?

1歳の保活は最も激戦です。11の区で空き枠は1桁という厳しい状況です。

横浜市で保活激戦といえば港北区なのですが、意外なことに港北区は1歳児の空きが16人。

何故?と思ったら5月1日に新規開園する園の分の10名が含まれていました。

また1歳児の空きはどの園でも大抵1名程度なのですが、5園ほど1歳児を3名以上受け入れ可能な園がありました。

1つは送迎保育所という少し特殊な方式の保育園、3園は市境だったり駅から徒歩30分等極端にアクセスの悪い園、1園は理由不明でした。

どのくらいの距離まで通えるのか

数字だけで見ると、待機児童は解消されつつあるようにも見えます。

しかし、区よりも細かい単位の地区別でみていくと、割と空きのある地域、まったく空きのない地域の差が顕著です。

恐らく保留になった家庭には、保育課からも「あの地区の園なら空きがありますよ!」というような電話がかかってくるのでしょう。

でも毎日の子どもの送迎を考えると、空きがある=申し込めるというわけじゃないと思います。

雨の日も、雪の日も子供を送る保育園。遠い保育園まで一生懸命送迎されている方もいるのは承知の上でですが、山坂ある道を職場と反対方向に自転車で片道20分、雨の日は小さい子を連れて電車バスを乗り継ぎ、なんてことになったら毎日の送迎だけで頭がおかしくなってしまいそうです。

まとめ

新聞の記事通り、4,5歳クラスまで含めてカウントすると定員割れの園は沢山ありました。

また、小規模保育施設が増えたこと、育休延長が2年までになったこと等により、0歳ならかなり入園しやすくなっているのではという印象です。

定員割れというと施設や人の無駄遣いという風に言われてしましそうですが、そもそも保育園というのは定員割れでないと意味がないと思います。

定員割れ=新入園児を受け入れる余裕がある、ということを意味するからです。

割れていなければ、年度途中の育休復帰も出来ないし、出産等の理由による短期預かりも出来ません。

上にも書きましたが、空きのある地域、全く空きのない地域の差が顕著な状態です。

恐らく待機児童は「全く空きのない地域」に集積しているのでしょう。

毎年保育施設は整備されていますが、「必要な地域」に届くような整備を期待したいです。

また、毎年状況は変化しますが、これから横浜市で保活をする人への多少のヒントになればなと思います。

スポンサードリンク