こんにちは、うさぎです。
娘はリアルなライナスのような子供で、おうちではお気に入りの毛布を小脇に抱え指しゃぶりをしていました。
寝付く時にも指しゃぶりは必須。
いつかやめさせたいと思いながらも、指しゃぶりのおかげで心が落ち着いている側面もあったので、なかなかやめさせることが出来ないまま2歳7ヶ月になってしまいました。
マヴァラバイターストップについて
指しゃぶりをやめさせるために使用したのは、マヴァラバイターストップという苦い味のするトップコートです。

スイス製で、安息香酸デナトニウムが苦味成分として配合されています。
安息香酸デナトニウムは子供用玩具の誤嚥防止剤としても利用されていて、健康への影響はない成分だそうです。
味覚の発達の観点から4歳以上を推奨年齢としているようですが、2歳7ヶ月の娘に使用しても今のところ目立った問題は起きていません。
初日
娘には3日ほど前から「指しゃぶりをやめようね」と言い聞かせをしました。
暫くすると毛布を持った時に「こうさぎちゃん、指しゃぶりはしないよー」と自ら言いだしたため、このタイミングで爪に塗布してみました。
その日の夜は、いつものように指しゃぶりをすると「ぎくっ」とした顔をしていましたが、何故かそのまま指しゃぶりを続行。
娘のしつこい指しゃぶりの前には苦いマニキュアも効果なしだったかと、少々残念に思いました。
ちなみに私も小指に塗ってみたのですが、グレープフルーツの皮の苦味を凝縮したような味で、この味を感じても指しゃぶりを続けるなんて逆にすごいと思いました。
二日目
マヴァラバイターストップの苦味は周りにうつるようで、翌朝、娘の食べ残したパンを食べるとトップコートの苦い味がしました。
子供は手づかみで食べることも多いので、恐らく朝食の間も苦味を感じていたと思うのですが、特に大きな反応はなく。
保育園の連絡帳にも苦いマニキュアを塗った旨書きましたが、「特に問題なく昼寝しました」とのお返事。
家に帰ってからもう一度マニキュアを塗りました。
嫌がるかなーと思いましたが、マニキュアのせいで手が苦くなることを分かっていないのか、「ピカピカぬって」と嬉々として塗りなおしをさせてくれました。
その夜はもう、寝付く時にも指しゃぶりをすることはありませんでした。
その後
念のため、3日目も塗りなおしをしましたが、それ以降指しゃぶりは復活していません。
指しゃぶり依存の強い子だったため、もっと大泣きしたり大騒ぎしたりするかと思っていましたが、予想以上にあっけない卒業でした。
ただ、指しゃぶりのおかげで寝付きは良かったのですが、指しゃぶりをやめてからは寝室に行ってもひたすらしゃべり続けるようになり、寝かしつけの所要時間は1時間ほどかかるようになりました。
夜中起きる回数も少し増えました。
親としては少々大変なことが増えましたが、指しゃぶりで口がふさがっている時間が減ったことで、喋る量も少し増え、言葉の発達にも良い結果となっているような気がします。
苦いものを子供の指に塗るのは少々かわいそうですが、指しゃぶりが気になっている方にはおすすめ出来る商品だと思います。