こんにちは、うさぎです。
先日面白い投稿をtwitterで見かけました。
「9時-17時のプラチナ定時の会社はレアで、9時-18時が主流、ITやベンチャーは10時-19時で、実働8時間の会社がほとんど。」というもの。
私は団体職員なのですが、勤務時間はまさに9時-17時。
周りの関係団体も9時-17時や9時半-17時半が主流。
「アフター5」や「くじごじの仕事」という言葉も一般的ですし、なんとなく残業なしならこの勤務時間が普通だと思っていました。
この勤務時間って「プラチナ定時」なんて言われるほど珍しいの?
本当に9時17時の仕事は少ないの?
と思ってアンケートを取ってみると予想外の結果が浮かび上がってきました。
目次
9時17時の仕事につく人は10パーセント
アンケートの結果は以下の通りです。
9-18時定時の会社が主流というツイートを見て気になったのでアンケート。会社の定時は
— うさぎ@2y&4m♀ワーママおやすみ中 (@usacojapan) May 14, 2019
一番多かったのは実勤7時間1分~7時間59分の40%でした。次は実勤8時間以上で36%。
一方、9時17時をはじめとする実勤7時間の会社で働く人はわずか10パーセントでした。
2,979票も投票して頂けたので、それなりに信憑性のある数字と言っても差し支えないでしょう。
どんな企業が9時17時勤務なのか?
頂いたコメントから分かったのは、完全週休二日制が一般的になる前からある企業は、9時-17時の実勤7時間のことが多いということでした。
1980年代まで、土曜日は「半ドン」と言われる半日勤務が一般的でしたが、徐々に週休2日制が導入されるようになりました。
その流れで、土曜日の半日分の労働が平日に振り分けられ、7時間半勤務等になった会社が多いのです。
ただ、労働組合が強かった企業等では、経営側との折衝の結果、9時-17時の勤務時間が保たれたというわけです。
私の会社もまさにこのパターンで、現在実勤7時間の体制になっています。
また、9時-17時のイメージがある公務員は、8時半-17時15分の勤務が多いようです。
民間企業よりは少し朝が早い感じですね。
同じ9時17時勤務でもフルタイムと時短の人がいる
子育て中だと時短勤務をされている方も多いと思います。
そこでとても気になったのが、同じ9時-17時勤務であっても「フルタイム扱いの人」と「時短扱いの人」がいるということ。
私は9時-16時の時短勤務をしていて、通勤時間は長いものの17時半にはお迎えに行けます。
これなら無理なく働いていけるなというのが所感でした。
でも同じ時短勤務とは言えど、私にとっては「フルタイム」との認識である、9時-17時勤務の人が意外と多いという事実。
会社によってはみなし残業がなくなることから、時短を取ると大幅な収入減になるという話もよく聞きます。
ワーママ転職を考える場合には大きな焦点になる部分なのではないかと思いました。
保育園等の社会の仕組みは未だ9時17時ベースのまま
保育園の保育時間は何時まででしょうか?
私の住む横浜市の認可保育園の保育時間は、基本的に7時半~18時半。
それ以上預ける場合は延長保育となり、20時くらいまでは預けられる園が多いのではないかと思います。
でも小学生の学童となると、19時までのところがほとんど。
小学生になると時短を取れなくなる会社も多く、18時退社だと厳しい側面も多くなるような気がします。
世の中の多くの会社は9時-17時から9時-18時の労働時間にシフトしているけれど、保育園や学童の体制は9時-17時の前提のまま、というのが現実です。
ただ、これ以上保育や学童の時間を延ばすべきだとは思いません。
子供は日の昇っている時間に活動し、日が沈めば眠りにつくのが自然な姿で、調整すべきは大人側だと思うからです。
さいごに
私は転職経験がないので、世の中の会社の就業時間について考えたこと自体があまりありませんでした。
しかし、子供との生活において夕方の1時間の差は非常に大きく、9時-18時のフルタイムで働きつつ、家庭を回すのは非常にタフであると感じます。
また、社員が若く独身者の多い環境であれば、10時-19時勤務のメリットは大きかったと思いますが、家族を形成する年代になるとこの勤務時間では正直厳しい部分も増えてくると思います。
これだけ共働き家庭が増加していますが、社会システムと働き方の問題についてはまだまだ試行錯誤の時代が続きそうですね。