こんにちは、うさぎです。
我が家は夫単身赴任のため別居状態ですが、とても仲の良い夫婦です。
お金はかかりますが、1~2週間に一度は帰ってきてくれています。
その間私は娘と二人暮らしの完全ワンオペ育児。
娘が0歳の頃は、睡眠不足、泣いてばかりの娘、話し相手がいないことに苦しみ、一方夫は赴任先で十分に寝て、趣味に飲み会にやりたい放題、そんなことからこの生活に非常にストレスを感じていました。
しかし娘の泣く回数が減り、コミュニケーションもなんとなくとれるようになった今、娘との二人暮らしは楽しいことの方が多いです。
夫は優しさから「東京に異動願い出しているからね、その方がうさぎちゃんもいろいろと楽になるでしょう」と言ってくれるのですが、2人で単身赴任が終了した後の生活をシミュレーションしてみたら、思いの外げんなりする結果となりました。
夫の状況
夫は私の妊娠中に転勤になりました。
そのため、育児に関しては結構お客様。
多くのお父さんがやっている保育園の送迎もしたことがないですし、たまに平日家にいることがあっても、私と娘が家を出る頃まで寝ているので、朝の準備を手伝うことはありません(何度も朝の準備の手伝いをして、と言っているけれども全然効果なし)
所謂、夫の教育に失敗しているという状態です。
まぁ、一緒に暮らしてなかったらこんなもんだよな、という感じ。
夫が帰ってきた場合の一日のスケジュール
6:30 夫婦起床
6:30 夫シャワーを浴びる、私身支度①+朝食準備
6:50 娘起床、朝食
6:50 夫出勤
7:25 娘お着替え、私身支度②
7:45 私と娘、保育園へ
取り合えず朝の部。夫はシャワーを浴びるだけ。
本当は保育園の送りをやって欲しいけれど、始業がやや早い会社なので朝延長してもギリギリ。
夫に送らせるためだけに朝延長というのもなんだかな、という気持ちもあります。
そんな感じで、減らせるタスクがあるとすればゴミ捨てくらい。
16:30 私、退勤
17:30 保育園お迎え
18:00 私と娘帰宅→夕食づくり
夫退勤
18:20 私と娘、お風呂
18:50 洗濯物を回す
19:00 夫帰宅→夕食
19:40 皿洗い、キッチン片づけ
20:00 洗濯物干し、洗濯畳み
21:00 就寝
ここで気付いた夫の一言。
「僕が家に着いた時には全部終わっちゃうね。僕はご飯食べるだけなんだね。全然うさぎちゃん楽にならないじゃん。」
夫は激務ではないですが、19時に家に帰ったら主要なことは終わっているのです。
休日家にいる時、皿洗いはするけれども、洗濯関係は全くと言っていいほどやらずにテレビを見ているので、きっと帰ってきてもそんな感じなのでしょう。
また、娘と二人であれば、食事が終わったら即片づけ→その後キッチンを汚されることもないけれど、夫の帰宅が遅いと温めなおしの手間が生じたり、晩酌しながら食事をするので食事時間が伸びてしまったりと、小さなストレスが溜まっていきそうな気配がします。
夫は赴任先で趣味のバドミントン三昧だけれども、私というお世話係がいるので、東京に帰ってきても何も躊躇せずサークルに顔を出しまくることでしょう。
バドミントンの洗濯物が増えるのだって正直言って迷惑!
横たわる食事問題
これは自分がいけなかったのだけど、新婚当時可愛い奥さんをしたくて、かなり凝った食事を作っていました。
全く料理が出来なかった私ですが、その一年でかなり料理が上達し、生活が豊かになったのは確か。
今でも休日には割とまともな料理をしているので、夫は今の私と娘の平日の食生活を知りません。
現在、平日の食事作りは15分以内で準備するのが鉄則。
何かを作るときには、翌日も食べられるよう2~3日分をまとめて作ります。
今日は味噌汁、今日は主菜、今日は副菜等と決めて、1日あたり1~2品を作り足していけば、そこそこバランスのとれた食卓の完成です。
このやり方はらくちんですが、必然的に同じものを2~3日連続で食べることになります。
娘はこれに対して何にも不満を言わないし、当然自分もOK。
しかし、夫にそれを言ったら、「同じおかずが続くのはちょっとなぁ」との回答。
しかも嫌いな食べ物が多いし(娘の大好物であるキャロットラペなんかは死んでも食べない。ブロッコリーも食べない)、食事作りの手間がめちゃくちゃアップしそうな予感です。
夫ありでワーママしてる人たち凄すぎない?
消える時短のメリット
あるフォロワーさんが「子どもを早寝させるわけでもないのに、何で時短してるの」と呟いてらして、自分が時短勤務をしている理由を改めて考えました。
第一にはそんなに仕事が好きではないこと。
第二には時間的に余裕のある暮らしがしたいこと。
正直時短しなくても一日を回せるけれど、仕事帰り小児科に行く可能性等を考えるとバッファのない生活は嫌なのです。
特に用事がなければ、娘と1時間くらいのんびり遊んで、一緒にティータイムして、21時就寝。
病院等があっても、ちょっと遊ぶ時間を減らして同じ時間に就寝。それが至福。
でも、そこに夫という要素が加わると、私が時短で生んだ余暇の時間は、夫の世話に費やされることになります。
それだったら私もフルタイムで働いて、二人とも19時帰宅して分業して、という風にした方が不公平感がない気もします。
妻が早く帰ってくるのであれば、共働きであっても家事育児は妻中心で、と考える男性は少なくないはず。
あー、これが多くの時短勤務している人が抱える不満の正体なのかな、といった感じです。
子どものための時短が、夫のための時短になっちゃったら意味がない。
まとめ
夫の転勤が決まった時、私が今の仕事以上に条件の良い仕事を探せる気がせず、単身赴任という道を選んだ我が家。
家族一緒に暮らしたいという願いはずっと持ちながらも、「単身赴任のままのほうが質の良い生活できるんじゃない?」と2人して苦い顔になってしまいました。
私は娘との暮らしが始まって、ありとあらゆる面で生活スタイルが変わったのに、夫の生活スタイルは以前のまま。
子どもが生まれた時、保育園に通い始めたとき、いろいろな場面で一緒に育児できなかったことが悔やまれます。
夫が何もやらないうちに、私はワンオペの達人(自称)になり、夫に期待して疲れるくらいなら、自分でさくっとやっちゃえと思うようになってしまった。
こうやって、過去に何人もの人がこのメンタリティに達して、夫を諦めてきたんだろうなと思うと悲しいです。
本当はここで諦めずに、家事育児にフルコミットできる人を育てることが、時代のためにはなるんだと思うのだけれども。